心雑音や咳・呼吸困難を入口に、循環器と呼吸器は鑑別が交差します。ACVIMステージに基づくMMVD管理や猫下部気道疾患など、この領域の総説をまとめました。

猫の喘息(猫下部気道疾患)について、好酸球性炎症と気管支収縮の病態、臨床像(咳・呼気性呼吸困難・急性発作)、診断(胸部X線の気管支パターン、寄生虫・心疾患の除外、BAL)、グルココルチコイドと気管支拡張薬による治療・吸入療法・環境管理を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

小型犬に多い僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)について、ACVIMステージ分類(A・B1・B2・C・D)の考え方、ステージB2の判定基準とピモベンダン導入の根拠(EPIC試験)、うっ血性心不全(C)の治療、モニタリングのポイントを、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。