内分泌疾患は多飲多尿などの共通徴候を入口に鑑別が進みます。診断検査の解釈と長期管理の要点を、犬のクッシング・糖尿病、猫の甲状腺機能亢進症などの総説で整理します。

犬のクッシング症候群について、PDH(下垂体性)とADH(副腎腫瘍性)の違い、臨床徴候、スクリーニング・確定・局在診断(ACTH刺激試験、低用量デキサメサゾン抑制試験、画像)と、トリロスタンを中心とした治療・モニタリングの考え方を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬の糖尿病について、診断(持続性高血糖・尿糖、フルクトサミン)とインスリン療法の開始・調整、血糖曲線の読み方、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の初期対応、食事・併発疾患管理の考え方を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

高齢猫に多い甲状腺機能亢進症について、臨床徴候・診断(総T4、freeT4、併発CKDのマスキング)と、抗甲状腺薬・放射性ヨウ素・甲状腺摘出・ヨウ素制限食という4治療の長所短所を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。