食欲・便性・体重の変化は消化器評価の起点です。犬猫の慢性腸症やエキゾチックの消化管うっ滞など、診断アプローチと治療の総説を集めました。

犬猫の慢性腸症(CE)について、3週間以上続く消化器徴候の除外診断、治療反応による分類(食事反応性・抗菌薬反応性・免疫抑制反応性)、食事試験・コバラミン評価・内視鏡生検の位置づけ、抗菌薬適正使用の観点を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

ウサギの消化管うっ滞(GIスタシス)について、草食動物・後腸発酵動物としての消化生理、食欲廃絶と糞の減少が緊急サインである理由、原因(疼痛・ストレス・繊維不足・歯科疾患・脱水)の検索、輸液・鎮痛・強制給餌・消化管運動改善薬による治療と真の閉塞との鑑別を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。