犬猫を中心とした主要疾患の診断・治療を、一次情報源とともに整理した臨床総説。獣医師・動物看護師の生涯学習に役立つ学術記事をまとめています。

犬アトピー性皮膚炎(cAD)について、除外診断の進め方(ノミ・食物・続発感染の評価とFavrotの基準)と、痒みを抑える薬剤(ステロイド・オクラシチニブ・ロキベトマブ・シクロスポリン)、減感作療法(ASIT)、スキンバリア・続発感染管理という多角的治療の考え方を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬猫の慢性腸症(CE)について、3週間以上続く消化器徴候の除外診断、治療反応による分類(食事反応性・抗菌薬反応性・免疫抑制反応性)、食事試験・コバラミン評価・内視鏡生検の位置づけ、抗菌薬適正使用の観点を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

猫の下部尿路疾患(FLUTD)について、原因の内訳(最多の猫特発性膀胱炎FIC、尿石症、尿道栓子、感染)と、雄猫の尿道閉塞という緊急病態の初期対応、再発予防の多面的環境改善(MEMO)・飲水・ストレス管理を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬の前十字靭帯(前十字靭帯)病について、変性性に進行する病態、診断(跛行・前方引き出し徴候・脛骨圧迫試験・半月板損傷)、外科(TPLO・TTA・関節外法)と保存療法の選択、術後のリハビリと変形性関節症管理を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬の椎間板ヘルニア(IVDD)について、ハンセンI型/II型の違い、神経学的グレード分類(疼痛のみ〜起立不能〜深部痛覚消失)、局在診断とMRI、保存療法と外科的減圧の選択、深部痛覚の有無が予後を分ける理由を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬猫の角膜潰瘍について、フルオレセイン染色による診断と深度評価(表層・実質・デスメ膜瘤・穿孔)、原因検索(乾性角結膜炎・眼瞼内反・異物・感染)、難治性のSCCED、融解性潰瘍という緊急病態、ステロイド点眼の禁忌を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬猫で最も一般的な歯周病について、プラーク(バイオフィルム)から歯肉炎・歯周炎への進行、ステージ分類、全身麻酔下での口腔精査・歯科レントゲン(COHAT)の重要性、無麻酔歯石除去の限界、ホームケアによる予防を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬で最も一般的な多中心型リンパ腫について、全身性リンパ節腫大の診断(細胞診からフローサイトメトリー・クローナリティ検査による確定と免疫表現型)、病期分類、CHOPベースの多剤併用化学療法とステロイド単独療法の位置づけ、診断前のステロイド開始を避ける理由を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

猫の喘息(猫下部気道疾患)について、好酸球性炎症と気管支収縮の病態、臨床像(咳・呼気性呼吸困難・急性発作)、診断(胸部X線の気管支パターン、寄生虫・心疾患の除外、BAL)、グルココルチコイドと気管支拡張薬による治療・吸入療法・環境管理を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬の免疫介在性溶血性貧血(IMHA)について、原発性と続発性の鑑別、診断(再生性貧血・球状赤血球・自己凝集/生理食塩水凝集試験・クームス)、致死的な血栓塞栓症のリスク、グルココルチコイドを中心とした免疫抑制療法と抗血栓療法・輸血などの支持療法を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬猫の心肺蘇生について、RECOVERガイドラインに基づく一次救命処置(BLS:胸部圧迫100〜120回/分・換気)と二次救命処置(ALS:カプノグラフィ・心電図・アドレナリン等の薬剤・除細動)、2分サイクルでの評価、心拍再開後ケア、院内の事前準備を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬猫の周術期疼痛管理について、先取り鎮痛と多角的鎮痛(マルチモーダル)の考え方、痛みの評価スケール(Glasgow CMPS・猫の顔面表情スケール)、オピオイド・NSAIDs・局所/区域麻酔・α2作動薬・ケタミンの役割、NSAIDs使用上の注意を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

ウサギの消化管うっ滞(GIスタシス)について、草食動物・後腸発酵動物としての消化生理、食欲廃絶と糞の減少が緊急サインである理由、原因(疼痛・ストレス・繊維不足・歯科疾患・脱水)の検索、輸液・鎮痛・強制給餌・消化管運動改善薬による治療と真の閉塞との鑑別を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬の分離不安について、留守番中の吠え・破壊・不適切排泄・脱走企図といった臨床像、動画記録による診断と医学的・他行動の除外、出発前の脱感作と自立の訓練を軸にした行動修正、必要に応じた薬物療法、罰を用いない原則を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

乳牛の周産期(移行期)に多発する疾患について、分娩前後の負のエネルギーバランスを背景とした低カルシウム血症(乳熱)・ケトーシス・第四胃変位・胎盤停滞/子宮炎の連関、ボディコンディションやDCAD・モニタリングによる予防、群管理(ハードヘルス)の視点を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

小型犬に多い僧帽弁閉鎖不全症(MMVD)について、ACVIMステージ分類(A・B1・B2・C・D)の考え方、ステージB2の判定基準とピモベンダン導入の根拠(EPIC試験)、うっ血性心不全(C)の治療、モニタリングのポイントを、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬のクッシング症候群について、PDH(下垂体性)とADH(副腎腫瘍性)の違い、臨床徴候、スクリーニング・確定・局在診断(ACTH刺激試験、低用量デキサメサゾン抑制試験、画像)と、トリロスタンを中心とした治療・モニタリングの考え方を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

高齢猫に非常に多い慢性腎臓病(CKD)について、IRISステージ分類(クレアチニン・SDMA、蛋白尿・血圧サブステージ)と、リン管理・療法食・蛋白尿/高血圧への介入、甲状腺機能亢進症によるマスキングなど猫特有の注意点を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬の糖尿病について、診断(持続性高血糖・尿糖、フルクトサミン)とインスリン療法の開始・調整、血糖曲線の読み方、糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)の初期対応、食事・併発疾患管理の考え方を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

高齢猫に多い甲状腺機能亢進症について、臨床徴候・診断(総T4、freeT4、併発CKDのマスキング)と、抗甲状腺薬・放射性ヨウ素・甲状腺摘出・ヨウ素制限食という4治療の長所短所を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。

犬の慢性腎臓病(CKD)について、IRISステージ分類(血清クレアチニン・SDMA、蛋白尿・血圧によるサブステージ)と、ステージごとの食事療法・降圧・蛋白尿管理・合併症対策の考え方を、一次情報源を示しながら総説としてまとめました。